プレゼント(2009年10月14日)
今日は僕の誕生日です。
でも、悲しいかな同室には癌の爺さんが2人。
なんとも悲しきバースデー。
と、思いきや・・・
昨日、突然担当医に
思いもよらぬことを言われた。
「明日、、、退院しましょうか」
唖然。呆然。はぁ
意味が分からない。どういうこと?
「来週まで安静にしているだけですから、
家でも大丈夫でしょう」
この先、数日は検査もなく、副作用の軽減を待つだけ。
ならば家に帰っても、安静にしていれば同じだというのだ!
俺はがっつき気味に答えた。「退院します」
しかし、喜ぶ俺に担当医はこう付け加えた。
「ただし、退院期間は一週間だけ。
一週間後に再入院してもらい、
抗がん剤の治療の続きをします」
一週間?
それでもいいよ。
とにかく出たいんだ。病院を!
ということで、今、家に帰ってきた。
まさか誕生日を家族で過ごせるとは思わなかった。
ちなみに担当医は僕の誕生日など気にするはずもない。
完全なる偶然のプレゼント。
でも、今の俺にとっては最高の贈り物となった。やったぜ!
2012-07-18 13:28
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